声優と舞台俳優に沼る女子大生の経緯②
①の続きです。
“声優”という存在を認識したのは中学生くらいの頃だったと思います。興味は1ミリもなかったのですが、周りにアニヲタや声優ヲタはちらほら居たので、有名どころの名前や顔は知ってました。
でもアニメはもともと見ないタイプの人間だったし、アニメといえばド○えもんとか、サ○エさんみたいな国民的なやつしか浮かばなかったです。
そんな私がヲタク生活を一変させられた(大袈裟)、価値観を変えさせられたお方が梶裕貴さんという訳です。
一番最初に梶くんを認識したのはとある動画サイトだった気がします。関連動画を適当に漁っていたら、たまたま20代前半の頃の梶くんを見つけた感じです。
はじめは「なにこれ、声優さん?」と、興味本位で見ていたのですが、可愛らしいお声と見た目に「なにこの人、かわいい…和む…」的な感じで癒されたことを覚えています。
正直声優さんってビジュアルがあまり良くないイメージ(失礼)があったので、こんな人もいるのか!可愛い!と興味を持ちました。
なによりその“声”。
声優さんなので皆さんいい声を持っていることは当然かもしれませんが、透き通るような、ちょっと鼻にかかったような綺麗な声が耳に残ったんですよね。
以前櫻井孝宏さんが「エンジェリックボイス」とおっしゃっていたのですが、仰る通りだなと思いました。
梶くんを認識してからどっぷり沼るまでのスピードは今迄の比じゃないくらい、もの凄い勢いでハマりました。
過去出演作のDVDやらCDやらを買い漁り、当時出演していたアニメのチェック、今迄掲載された雑誌、写真、ポスター、グッズ……。手に入れられる範囲ではほぼ網羅した気がします。
ファンになって2.3ヶ月でいきなり東京遠征もしました。アニメのイベントって基本都内近郊でしかやらないんですよね。
ずっと舞台俳優を追っかけていたので、声優さんのイベント現場はとても新鮮でした。正直言ってやっぱりアニメ界の方が独特というか、一般人の方からしたら抵抗のある雰囲気というか、上手く表せないけどあるような気がします。(まぁ舞台俳優界も端から見たら恐ろしい)
アニメグッズをジャラジャラつける、所謂“痛バ”は衝撃的でした(笑)おお、これがアニメヲタクってやつか!って思いましたね。
梶くんファンになってから、舞台沼はすっかり疎遠になりました。今の新人声優さん達や、アーティスト活動をしている方は握手会やらお渡し会やら舞台俳優と同じようなイベントを行っているので何とも言えないですが、梶くんはアニメやドラマCD、ゲーム、ラジオ等への出演に加えて関連イベント、たまーにトークショーくらいで、接触イベントは今は無いに等しいので、これくらいの距離感が“役者のファン”って感じでいいなって思いました。
アニメ系のイベントはDVDに優先申込券が付いてるパターンが殆どで、当たるか当たらないかは作品の人気、会場の大きさ、キャスト人気、それから運で決まる訳ですが、一時期落選続きだった時もありました。まあ、円盤積む程力も入れてなかったので当然かもしれませんが(笑)イベントに外れて行けなくても、毎週テレビを通して声は聞けるし、ラジオでも声は聞けるしって感じで、何というか、舞台俳優さんと違って媒体を通して接することができる訳です。
最近はよく当たるようになって、多い時は月4回くらい関東に遠征してます。(ほぼ毎週ですね………)
梶くんの魅力とか、演技については長ーーーくなりそうなのでこの辺にしときまして、、、
そんなこんなで、すっかり舞台沼を卒業し、声豚()になった私をまた舞台沼に引っ張りだそうとしてる、いや引っ張りだしたのが木村達成くん。
たつなりのことはテニミュから知っていて、私基本的にテニミュは歴代海堂を好きになる癖?みたいなのが付いてまして、顔も綺麗だしスタイルも抜群、海堂ピッタリだし普通に好きな俳優さんでした。
ただ私がこれまでファンになった俳優さん達って皆“かわいい”タイプの人たちなんです。たつなりはパッと見の感想“かっこいい”が出てくる高身長イケメンだし、元来タレ目が好きな私にとってあの目付きの悪さ(笑)は決して“タイプ”では無い訳です。
なのに何故か気になる、、、頭に残る、、、本当に不思議でした。
確かにめちゃくちゃイケメンなんですが、4年程梶くん一筋だった私が一体どうしたんだ⁉︎と自分の中では大きな出来事でした。(どうでもよすぎ)
そして何より!!!!
舞台 ハイキュー で、ギリギリに保っていた何かが崩れ去っていったような気がします(笑)
ハイキューに関しては原作ファンでして、それはもう熱狂的な原作ファンでして、キャラクターの中では主人公コンビが大好きです。
アニメグッズにここまで手を出したのもハイキューが初めてだし、劇場版はアニメ総集編というのに特典缶バッジの為に何回も映画館通ったり、東京にイベント参加しに行ったり、と見事なクソヲタになりました。
原作、アニメのハイキューが大好きだからこそ、舞台化の話を聞いた時は「え………あれを再現出来るの…?実写化する必要性は無い…」と思っていたんです。観に行く気も無かったです。
ただキャスト発表がされて、影山たつなりを見た時はビビッときましたね。トビオちゃん大好き人間なので受け入れられるか不安だったんですけど、ビジュアルは文句無いなって思いました。ちょっと男らしく、イケメンになりすぎじゃない?とは思いましたけど(笑)
ハイキューという作品自体のファンだった事もあり、影山たつなりはかなり気になってしまったので結局観に行った訳ですが……………
影山飛雄がそこにいる
って衝撃を受けたのです。
影山の声優である界人くんもおっしゃってたんですけど、セリフの言い回しの仕方というか、抑揚のつけ方というか、漫画からインスピレーションを受けた界人くんの演技を、かなり研究してるなって感じたんです。
すっかり彼が演じる“影山飛雄”に魅入られる自分が居ました。
木村達成のファン、というよりは「役者としての木村達成のファン」になった瞬間だった気がします。
それからは出演舞台に映像作品など、追える範囲で応援させてもらってます。
こんな感じの経緯で今現在楽しく沼に浸かっています(笑)
、、、以上です。(笑)
声優と舞台俳優に沼る女子大生の経緯①
◇はじめに◇
大阪在住、女子大生。
好きなものは男性声優さん、舞台に出演する若手俳優さん。その他可愛いイケメン()。
今最も推してる人は声優の梶裕貴さん。
アニメやら声優さんやらに全く興味のなかった私をどっぷり沼らせたお方。
舞台俳優さんだと木村達成さん。
舞台沼は卒業したつもりだったのに、たつなりに何故かやられて舞い戻りました。
そんな私のファン経歴?(どうでもいい)
小学生の頃から若手俳優のファンになり、中学生からとあるDのつく俳優集団の舞台やらイベントに出没。ファンクラブも5年くらい入ってた気がする。推し変はグループ内で1度だけ、中1から高1の最初の頃まで最推しは変わりませんでした。
その頃の私はもちろんお金なんてなくて、お小遣いやらお年玉でやりくりしてました。大阪在住だったこともあり、東京遠征したのは約4年間で2.3回だったかな?あとは関西での舞台、イベント、握手会なんかはだいたい参加してました。(お金ないのによく頑張ってたと思う、、、)
中学生にしては、舞台も関西公演は全通(といっても5公演くらい)とかするくらいハマってました。
中学生の時に初めて『テニミュ』も生で観ましたね!当時の最推しは1stキャストなのでDVDでしか拝見したことなかったのですが、2ndで念願の生テニミュを観ました。
いやーテニミュってやっぱりDVDと生では違うなって改めて思ったことをよく覚えています。
2ndに2.3番手あたりで推してる子がいたので、DVD発売記念握手会とかも行ってました。
テニミュ繋がりで1stキャストなんですけど、ペダル舞台やらに出演していた俳優さんを高1の中盤あたりから推すようになりました。
なんといってもSNSの繋がり!たまーにTwitterのリプライを返してくれる人だったのですが、頻繁に自分に返ってきた時には舞い上がりましたね。
ファンツアーとかにも参加して、初めて“認知”ってやつを経験した気がします。認知って若手俳優ヲタの中では目標っていうか、憧れみたいなところがあったんですけど(勝手な憶測です)、実際認知されると私の場合は「ああ、ダメだこれ。怖い」って思いました。
怖いと思った理由の1つは「俳優との距離が近すぎること」。
Twitterではたまに会話出来るし、ファンツアーに行くと友達みたいに話したり接したり出来る。私はまだ当時高校生で相手は20代半ばくらいだったので、恋愛感情とかではなく“イケメンなお兄さん”みたいな感じで接してたんですけど、年齢が近かったり自分がもっと大人だったら本当に好きになってもおかしくない距離感というか、現実逃避しちゃう気持ちが分からなくもないなって思ったんです。そこにハマってしまえば、貢ぎ厨やらリアコになるのかなって思うと本当に怖いです…。
2つめは「イベントに行かないと、行ってないことがバレる」。
認知されると、劇場やイベント会場が狭い場合は特にステージからファンの顔が見えることから「来てない」ことがバレるんですよね。なにがなんでも推しが出るモノは全て行く!って方には問題無いかもしれないですが、現実的にそれが出来ない時は申し訳ない気持ちになりましたね…。
3つめは「ファン同士の……」。
…ちょっと濁しましたが、私はこれが1番怖かったんです。イベントに行った際に知らないファンの方に声をかけられました。
「○○さんですよね?Twitterとかでよく見かけます〜」
私より遥かに年上のお姉様(20代半ば?後半くらい?)で、その方は私もTwitter等で見かけたことのある「認知厨」、出演舞台にお花をよく出していたりもする、なかなか深いファンの方でした。
私は別に同担拒否とか無いタイプなのですが、す〜〜っごく嫌な感じがしたんですよね。向こうから感じる敵対心というか、私の方が貢いでますアピールというか、自慢されたのをよく覚えています。Twitter相互フォローでもないのに相手は私のツイートをめちゃくちゃ見てることが会話の端々から分かって、「高校生相手に何敵対心燃やしてんのこのオバサン」って失礼なこと思ってました(笑)
以上のこともあり、近すぎる若手俳優って私には向いてないのかなー、あくまで「役者」として応援したいのになーっと思い始めるようになりました。
そしてその時、「男性声優」という新たなジャンルに出会ったのです。
長くなりましたので、②へ続く、、、、、